かすみがうら博士 解説

【問1】㋑ 砂地

霞ヶ浦の名産として知られるワカサギは、波が強く当たる湖岸近くの砂地など、水の流れが強く速い場所に卵を産む。

直径1ミリほどの卵は物につきやすい性質があり、湖底の砂やジャリ、水草などにつく。

【問2】㋐ 白鳥の里

潮来市水原の北浦湖岸にある「白鳥の里」には、ハクチョウ、カモ、ユリカモメ、オオバンなどの鳥が飛来する。

毎年11月ごろから翌年3月くらいまでを過ごすが、今年は11月16日にハクチョウたちの第1弾(だん)が飛んで来た。

オオハクチョウ、コハクチョウ、コブハクチョウの飛来は年々増え、昨年は600羽を数えたという。

写真を撮(と)りに来る人たちも大勢集まるが、大きな音や声を出したり、近くに寄り過ぎて驚かさないよう、みんなでマナーを守りたい。

【問3】㋑  約250km

霞ヶ浦の湖岸の長さは全国1位。面積1位の琵琶湖(滋賀県)より長い。

湖岸はまっすぐではなく、細かく曲がったり、波打つように入り組んでいるところも多いため、実際に測ると、見た目の印象より長い。

つくば霞ヶ浦りんりんロードをサイクリングしながら、湖岸線を見てみるのも面白い。

ただし、足元には十分気をつけて、よそ見運転はしないでね。